6時半位、夜明け前の薄暗い時に出発しました。
ガイドブックによると、カミノのコースとしてはアルベルゲから教会の近くを通って街を抜けるそうらしいのです。ただそれだけで、具体的に行くべき方向が全く書いてありません。
アストルガが行程の途中だったのなら、来た方向と反対側に行けばよいのでしょうが、私達にとって、ここアストルガが始点なので、どこに抜けたらよいのか、全く見当が付きませんでした。
「分かれ道には黄色い矢印が在る。」という事は事前の知識として知っていたのですが、初日なのでよく勝手がわからず、不安を抱えながら街中に向かって歩いて行きました。
丁度良い具合に、前の方を東洋人の女の人(多分韓国人)が歩いていたので、彼女に付いて行くことにしました。
しばらくしてちょっと余裕が出たのだと思います。道路に小さな照明が埋め込んであるのに気がつきました。どうやらこの照明を頼りに街を抜けられるようになっているようです。これを知って、だいぶ落ち着いて歩くことが出来るようになりました。
7時過ぎに街を抜け、まずは舗装されている道路の歩道を歩いて行きました。
数分歩くと、道路左側に小さな教会が見えました。Valdeviejasの教会のようです。教会入り口で寝袋にくるまって寝ている人にちょっと衝撃を受けつつ、中に入って見学をしました。教会でスタンプをもらう時は、まず教会に入ってから、スタンプを押してもらうのが、マナーのようです。これが記念すべき第2号(1号はアストルガのアルベルゲで押してもらっている)のスタンプです。
その後、延々とまっすぐな砂利道を歩いたり、ちょっとした林を抜け、Rabanal del Caminoに到着しました。足はそんなに痛くは無かったのですが、ここで人生で初めて肩こりという物を知りました。肩の筋肉が固くなっているのが、はっきりと判りました。多分背負い方が悪かったからだと思います。
Rabanal del Caminoでは村の入り口にある私営のアルベルゲ「La Senda」に泊まりました。息子は、これ以上歩けないと、ぶーぶー言っていましたので公営のアルベルゲを探すのをあきらめたのです。
私営でしたが、代金は一人5ユーロで悪くなかったです。ただ、同室の女性の咳が酷くて心配になりました。翌日聞いてみた所、タバコを吸うからだと言っていました。
2014年から、レストランでは、再利用出来ない容器に入ったオリーブ油を客には提供しなければいけない。と法律が改正されたのですが、山間部のレストランでは、遵守している所、少なかったですね。