ミシュランのガイドブックには、ビリャフランカ・デル・ビエルソにはアルベルゲが3件あると書いてあります。その中の民営の大きな方に行こうと思っていたのですが、余りに暑く、歩くのが嫌になってしまったので、村に着いて一番最初にあった、公営のアルベルゲに宿泊することに決めました。
受付でクレデンシャルカードを渡し、必要事項を記入してベッドを確保するのですが、入館したのが、三時近かったと言うことも有り、多くのベッドがすでに埋まっていました。本当は二段ベッドの上下を確保したかったのですが、上段しか空きがありませんでした。屋根裏部屋に当たる部屋には上下で空きがあるそうなのですが、とても暑いと言うことで、二階の大部屋を勧めてきたと言うことも有り、大部屋のベッド上段を2つ確保しました。
これで大部屋は満室のようです。部屋に入り、リュックサックを置こうと思っても、置く場所がありません。仕方なく、ベランダにリュックサックや靴を置くことにしました。こんなの初めてです。
いつもは、シャワーを浴びた後に洗濯をするのですが、暑くてそんな気にもなれませんでした。
7時過ぎに、繁華街に出ました。
アルベルゲを出て、ほんの数十メートル行った先に、泊まろうと思っていた民営のアルベルゲがありました。失敗したと思いました。非常に失敗したと思いました。
しばらく歩きくと、村の繁華街に着きました。
まずは、ビールを飲みにバルに入りました。エアコンが効いていて、とても心地良かったです。ポンフェラダで無くしたサングラスの代わりを購入するために、息子をバルに残し、ちょっとお店を探しに行きました。サングラスは自転車店のショーウィンドウに数個置いてあったり、中国人経営の百均みたいなお店に幾つかありましたが、メガネ専門店は発見出来ませんでした。
仕方なくバルに戻り、お店の人に聞いてみた所、「村に眼鏡屋は無い。でも目的とするサングラスは薬局に売っているだろう。」と言われました。薬局というのに不信感を持ちながらも、言われたとおり、広場の隅にある薬局へ行きました。
中はちょっと薄暗く、変わった雰囲気でしたが、目的のサングラスが置いてありました。
色々話をした所、高いやつと安いやつ2種類あって、それぞれ茶色と灰色からレンズの色が選べる。で、高いやつには偏光レンズを使っているそうです。
無くしたサングラスは、妻がだいぶ前にユニクロで購入したものですし、安い方のサングラスでも25ユーロもするので、安い方を購入しました。
ついでに、肩こりと、かかとの痛みの緩和のために、何か無いかと聞いた所、これが良く効くと言われ、イブプロフェンが配合されているジェルを勧められました。イブプロフェンを外用で使うと言うことをちょっと疑ってしまいましたが、日本でも、ジクロフェナクを使ったジェルとかあると言うことで、最終的に購入しました。
息子のいるバルに戻り、夕食を食べるために、広場に行きました。
写真入りのメニューがある所のテラスで食事をすることにしました。
息子は、目玉焼きとソーセージ、そしてポテトフライの盛り合わせ。私は一皿目にビエルソ風のハム、(Lacón cocido del Bierzo)、二皿目には、ボティーリョ(Botillo del Bierzo)を選びました。
ワインはグラスワインでは無く、ボトルで一本頼みました。
生まれて初めてボティーリョと言う物を食べましたが、とても美味しかったです。
近くのテーブルには、巡礼中、何度か一緒になった、フランス人の夫婦が食事をとっていましたので、ワインを少し、お裾分けしました。
食事を終え、ほろ酔い気分で、残りのワインを抱えながら、アルベルゲへ戻りました。
食堂で夕食を取っている人がいましたので、その人に残りのワインはあげました。
大部屋は暑くて暑くてたまりませんでした。じっとしているだけで首筋が汗で湿ってきます。丁度ベッドの頭側の壁に小さい窓があるので、そこを開けて換気をしようとしたのですが、開けるためのつまみが引きちぎられていて、開けることが出来ませんでした。息子の所を見たところ、そちらの方はつまみがあって、開くようです。で開けてみたのですが、窓枠がベッドのフレームと干渉して、ほんの少ししか開きません。酷い話です。
暑くてたまらず、トイレへ行き歯を磨いたり、顔を洗っていると屋根裏部屋に部屋を割り振られた高校生のグループの一人が居たので、暑くないか聞いた所、やはり滅茶苦茶暑いと言っていました。彼は本当に苦しそうでした。
暑くて苦しいのですが、明日がありますので、寝なければいけません。で、横になると、窓の外から光が入ってきます。外灯の光が丁度入るようです。それも、調子が悪いのか、外灯は時々点いたり消えたりします。つくづく酷い所だと思いました。
そういうことで、ほとんど眠れませんでした。
|
|